2020-01-01から1年間の記事一覧

新型肺炎の流行について(19)

緊急事態宣言の一部解除が発表された日の翌日の5月15日、久元神戸市長のtwitterに次のようなツイートがあった。 withコロナの時代の「新しい生活様式」では、遠出は避けられ、身近な生活空間での移動にシフトしていくのではないか。そこで改めて注…

新型肺炎の流行について(18)

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、安倍総理大臣は今夜記者会見し、39の県で解除することを正式に表明しました。そして、東京など残る8つの都道府県は、今月21日をめどに解除できるかどうか判断する考えを示しました。(略…

新型肺炎の流行について(17)

5月8日、久元神戸市長が、臨時記者会見を開き、その中で次の施策を発表した。 新型コロナで困っている人を「ふるさと納税」で支援するため「ふるさと神戸ダブル応援基金」を創設します 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の影響により、飲食店や観…

新型肺炎の流行について(16)

安倍晋三首相は4日、首相官邸で記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を31日まで延長する、と表明した。全都道府県が対象。重点的に対策を取る13の「特定警戒都道府県」は維持した。残る34県は一定の感染拡大策を前提に、社会・経…

新型肺炎の流行について(15)

新型コロナウイルス感染症の拡大により、政府は「不要不急の外出」の抑制を掲げ、人出の8割削減、営業の自粛・移動の自粛などが実行に移され、長期化するにつれ、いよいよ深刻な影響が国民生活にもたらされている。 収入の途が絶たれた事業者やその従業員な…

新型肺炎の流行について(14)

4月23日、神戸市が 新型コロナウイルス感染症対策で緊急補正予算(第1弾)を発表した。 補正予算の概要 都市部を中心に新型コロナウイルス感染症が急増しており、本市においても感染者の増加傾 向が見られる。早期収束と医療崩壊を起こさないために感染…

新型肺炎の流行について(13)

4月19日の記事で、新型コロナウイルス感染症の患者の発生の簡単なモデルを計算してみたところ、一日あたり0.081の割合で増加していることがわかった。その後の患者の発生数の推移を見てみると次のグラフのとおりである。 (新型コロナウイルス感染症…

新型肺炎の流行について(12)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国が1人につき一律10万円を配る「特別定額給付金」の個人個人の対応について、様々な意見が飛び交っている。 神戸市の久元喜造市長は23日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国が1人につき一律1…

新型肺炎の流行について(11)

新型コロナウイルスの感染者数は、我が国全体で、4月18日に10,433人となり、ついに1万人の大台に達した。 我が国の感染者数は、アメリカやヨーロッパ諸国に比べると非常に少ないが、それでも、気がつけばいつのまにか1万人に達している。 感染の…

新型肺炎の流行について(10)

コロナウイルスによる感染症の拡大は、世界経済に深刻な影響を与えている。 世界の経済成長率ー3% 世界恐慌以降で最悪 IMF=国際通貨基金は、ことしの世界全体の経済成長率について、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、マイナス3%まで大幅に落ち…

新型肺炎の流行について(9)

安倍晋三首相は11日、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、緊急事態宣言が出ている7都府県のすべての企業に対し、職場への出勤者を最低7割減らす要請を出すよう閣僚らに指示した。繁華街の接客を伴う飲食店などの利用自粛要請については、7都府…

新型肺炎の流行について(8)

新型コロナウイルスによる感染症が猛威を振るっている。 新型コロナウイルスを原因とする死者数が世界で10万人を超えた。国別ではイタリアが約1万9千人で最も多く、米国(約1万8千人)がスペイン(1万6千人)を抜いて世界2位となった。欧米各国とも…

新型肺炎の流行について(7)

久元市長が3月23日、自らのtwitterに次のようにツイートした。 今朝の神戸新聞に、イベントなどの自粛解除に傾いていた大阪府知事が、方針転換するために兵庫を利用したのではないか、要請の根拠とした資料の解釈にも疑問の声が相次ぐ、との記事が…

新型肺炎の流行について(6)

大阪府の吉村知事が19日夜、緊急の記者会見を開き、20日からの3連休、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大阪府と兵庫県の間の不要不急の往来を控えるよう求めた件について、吉村知事がtwitterで次のように述べ、文書を公開した。 厚労省…

新型肺炎の流行について(5)

3月19日の夜に、大阪府の吉村知事が緊急の記者会見を開いた。 大阪府の吉村知事は19日夜、緊急の記者会見を開き、20日からの3連休、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大阪府と兵庫県の間の不要不急の往来を控えるよう求めました。 この中で吉村…

新型肺炎の流行について(4)

新型コロナウイルスによる感染症は急速に拡大し、神戸市内では13日現在で16人の感染者が発生している。9日には兵庫区役所の職員から感染者が発生し、区役所が閉鎖される事態が発生した。また、東灘区のこども園においてはクラスターが発生した。 感染症…

新型肺炎の流行について(3)

3月3日、神戸市から、市内で初の新型コロナウイルス感染症患者の発生が発表され、同じ日のうちに2例目の発生も発表された。 こうした状況の中、3月5日の久元市長定例会見では、新型コロナウイルス感染症への対応についての説明があった。神戸市内での患…

新型肺炎の流行について(2)

久元市長が2月21日、twitterに、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、「ジタバタしても始まらない」と題して、神戸市の「行事、催事、イベントなども基本的には予定どおり実施することが適当」、「展望もないままに都市の活動を停滞させないよう…

新型肺炎の流行について

久元市長が21日にtwitterに次のようなツイートを行った。 【ジタバタしても始まらない】 結局、昨日の厚労省の見解は、イベントの主催者が判断するということのようですが、神戸市の行政活動は、現時点においては通常どおり展開し、行事、催事、イ…

スカイマーク佐山会長インタビュー 神戸空港での今後の事業展開について

神戸新聞に、スカイマークの佐山会長へのインタビュー記事が掲載された。テーマは、規制緩和が進む神戸空港での今後の事業展開についてである。(神戸新聞 2020/02/15) その中で、スカイマーク社が「神戸での事業展開に力を注ぐ理由」という質問に対して同…

神戸市はなぜ人口減少都市となったのか

神戸市は平成24年から人口減少に陥っている。平成25年11月に就任した久元市長は、それに対して有効な策を講じることができないでいる。 (神戸市の人口動態) 人口減少に陥っている要因を見ると、たとえば平成30年では、自然増減が△5,074人、社…

都市のダイナミズム 生まれ変わる三宮

2月3日の朝日新聞夕刊に次のような記事が掲載された。 単なる乗り継ぎ駅のイメージが強かった新大阪駅で、周辺の開発が活気づいている。大阪市中心部のオフィス不足や訪日客の増加を受け、新規のビルやホテルの建設が流れ込んでいるためだ。今後、相次いで…

都市における文化産業の役割

人類の歴史を、ごく大まかにとらえてみるならば、生産力の発展としてとらえることができるだろう。生産力は、初期には人々の生存を維持するだけで精一杯という水準で、 時によっては生存の維持に必要な量すら満たすことができず、結果として生存数の増大を常…

成田空港が滑走路の延伸、新設へ

国土交通省は31日、成田空港の路線受け入れの拡大に向け、滑走路の延伸や3本目の新設を盛り込み成田国際空港会社(NAA)が提出していた施設変更申請を許可した。同社は今後、整備に着手し2028年度末までの完成を目指す。同空港の機能強化計画が実現に向けて…

ふるさと納税訴訟に判決

総務省がふるさと納税の新制度から大阪府泉佐野市を除外した決定は違法として、市が取り消しを求めた訴訟で、大阪高裁は30日、請求を棄却し国勝訴の判決を言い渡した。 (神戸新聞2020/1/31) ふるさと納税は2019年6月の法改正により、参加できる自治…

ポートライナー輸送力増強について新展開か 神戸市長会見(2020年1月29日)

1月29日に開かれた神戸市長定例会見で記者から、昨年5月の3空港懇談会の規制緩和に基づく、神戸空港の夜11時までの運用時間の延長開始と制限枠の80便がすべて使われることになったことについての所感と、今後の方針について質問があった。 神戸市:…

スカイマークの佐山会長が久元市長にリツイート

スカイマークの佐山展生会長が、1月26日に久元市長へ次のようにリツイートした。 久元神戸市長、いつも応援ありがとうございます。神戸空港の24時間化、海外就航、そして神戸空港から新神戸駅への直通アクセスに向け、よろしくお願い申し上げます。 簡潔…

中突堤周辺地区の再整備に関するサウンディング型市場調査

「中突堤周辺地区の再整備に関するサウンディング型市場調査」につきまして、参加頂いた事業者からのヒアリングが終了しましたので調査結果を公表いたします。 1.サウンディング実施の経緯 神戸市では、中突堤周辺地区の再開発事業として、神戸ポートタワ…

ハブ空港化する神戸空港

(神戸空港 2020年3月29日以後のダイヤ) 羽田 19便( 9往復半) 札幌 13便( 6往復半) 青森 2便( 1往復) 仙台 4便( 2往復) 茨城 6便( 3往復) 松本 2便( 1往復) 出雲 2便( 1往復) 高知 4便( 2往復) 長崎 6便( 3往…

神戸空港 スカイマークが増便、発着枠が満杯に

スカイマークが24日、今年3月29日から適用する夏ダイヤを発表した。神戸空港での主な改正点は、次のとおりである。 (1)羽田→神戸を1便増便(羽田21:15 →神戸22:30) (2)神戸→札幌を1便増便(神戸21:20 →札幌 23:10) (3)神戸=沖縄を4便(…