2018-01-01から1年間の記事一覧

北神急行 事業譲渡問題(その1)

神戸市内を運行する北神急行電鉄(同市北区)の市営化に向け、同市の久元喜造市長と親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)傘下の阪急電鉄の杉山健博社長が27日、神戸市役所で会見し、事業譲渡の協議を始めると正式に発表した。北神急行は市営地下鉄西…

税関前歩道橋 設計競技(コンペ)最優秀作品の決定

三宮周辺地区の再整備やウォーターフロントの再開発が進む中、以前にも増して国道2号による分断感の緩和が課題となっており、南北軸の回遊性向上に向けた取り組みが必要となっています。 これらを踏まえ、国道2号とフラワーロードが交差する税関前交差点に…

神戸空港の輸送力増強

ポートライナーの混雑が著しく、神戸空港の増便のボトルネックになるのではないかという議論がある。その解決策を考えてみる。 現在、神戸空港に起因するポートライナーによる需要は、神戸空港が年間約300万人とすると、1日当たりで計算すると約0.8万…

関西3空港問題の本質

堺市の竹山市長が、「関西3空港懇談会」の再開に関して、「神戸、大阪国際(伊丹)空港の国際化を議論するのは時期尚早」と述べた、と報道されている。 「私は今回の懇談会は神戸の国際化をメインに議論する場ではないというふうに思っています。まさに関空…

臨港地区管理運営委託について

神戸臨海部の活性化へ 一帯の管理・運営を民間委託 神戸市は、神戸港のメリケンパークから中突堤、ハーバーランドにまたがる臨海部の活性化に乗り出す。現在、同市が担う一帯の管理・運営を、2019年4月から民間企業に移管。委託先に港湾サービス会社の…

西日本の窓口

スカイマーク社の会長が、神戸空港について「運用時間がもし24時間に延びれば、関西の窓口は神戸になる」(神戸新聞 2018/2/2) と述べている。つまり、西日本の長距離交通の中心が神戸になると予想している。これは一見突拍子もないようにも感じるが、決…

神戸は「ちょいコア」?

(1)神戸三宮の利点は、①大阪をもしのぐ、西日本で最も利便性の高い交通環境(例:東京に最も近い、関西圏で中国四国九州へ最も便利 など)、②風光明媚で快適な都市環境、③外国人学校や全国有数の進学校を擁する高い教育環境の3点に集約できる。これらの…

三宮グランドクロス構想

神戸(三宮)は、日本列島上の大都市が連なる国土軸の中央部にあり、明石海峡大橋で四国との交通の結節点に当たる交通の要衝である。さらに、広域交通拠点である神戸港、新幹線新神戸駅、神戸空港及び長距離バスの発着拠点を擁する交通の一大拠点となってい…