2021-01-01から1年間の記事一覧

神戸ウォーターフロント アートプロジェクトが始動 / 神戸ポートタワープロジェクションマッピング

神戸ポートタワーのリニューアルにあたり、神戸ウォーターフロントエリア全体の魅力を発信するため、2022年1月から2023年春にかけて神戸の街とアートを掛け合わせた「神戸ウォーターフロント アートプロジェクト」を実施します。 本プロジェクトの…

県が行財政運営方針の見直し案公表

兵庫県は16日、行財政運営方針の見直し案を公表し、2021~28年度の8年間で歳出が歳入を上回る「収支不足」が総額440億円に上るとの試算を明らかにした。これを受け、59事業の廃止・見直しと投資事業の抑制で約1300億円の効果を見込む財政…

王子公園の再整備計画について(2)

王子公園再整備基本方針(素案)に対する意見募集 この度、王子公園を「グローバル貢献都市を先導する学術・文化・スポーツ拠点」として再整備を進めるにあたって、「王子公園再整備基本方針(素案)」として取りまとめましたので、市民の皆さまのご意見を募集し…

王子公園の再整備計画について

開園から70年を迎え、再整備の方針が決まっている神戸市立王子動物園(同市灘区)について、神戸市は立地特性を生かした都市型動物園に刷新することを決めた。展示方法を改めるほか、1951年の開園以来ある遊園地を廃止し、跡地約1ヘクタールに立体駐…

兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館がオープン

11月3日、初代兵庫県庁を復元した「兵庫県立兵庫津ミュージアム・初代県庁館」(神戸市兵庫区中之島2)がオープンしたと聞き、出かけてみた。 現地に来てみると、人気がない様子を想像していたが、行列するほどではないが、途切れなく人が訪れ、建物の規…

京橋の復原

京橋(神戸市) 京橋(きょうばし)は、神戸市中央区の京町筋の南にある橋である。京町に在ったので京橋と名前がついたといわれる。 付近に阪神高速3号神戸線の京橋出入口や京橋パーキングエリアがある。 1864年(慶応元年)5月に勝海舟により神戸海軍…

「神戸ポートミュージアム」がオープン

「アート(芸術)」との融合をうたう次世代型の水族館「アトア」を中核とする文化施設「神戸ポートミュージアム」が29日、神戸市中央区の神戸港(新港突堤西地区)に開業した。臨海部の新たな観光拠点とあって、初日から家族連れやカップルらでにぎわった…

六甲アイランドの活性化(2)

六甲アイランドは中心部のテナントが撤退し、灯りが消え、非常に寂れた風景となっている。その再活性化が課題となっている。人口減少に悩む神戸市にとって、阪神間の住宅地は転入・転出などの人口移動の受け皿として貴重な存在といえるだろう。この問題につ…

神戸市長選 久元氏が3選

神戸市長選は31日投開票され、自民・立憲・公明・国民が推薦した現職の久元喜造氏(67)が3選を果たした。投票率は53・85%(前回47・58%)だった。 (2021/11/1 朝日新聞) 10月31日、神戸市長選挙が行われ、久元氏が3選を果たした。 久…

富とは何か(8)

経済活動とは、生産、流通、分配、消費という一連の流れの総称である。生産をするのは、最終的には産出される財やサービスを消費するためであり、人が生きるために必要な財やサービスを生産して、分配して消費することがその本質である。それらの活動は現代…

ニトリがポートアイランドに新物流センターを開設

2021 年 9 月 27 日報道関係者各位 株式会社ニトリホールディングス株式会社ホームロジスティクス 国内物流拠点の再配置 ~兵庫県神戸市に物流センター新設~ 株式会社ニトリホールディングスは、兵庫県神戸市に、新たに物流センターを開設します。運用は、…

JR三ノ宮駅ビルに関する新動向(補)

10月5日に開かれた、神戸市、JR西日本、UR都市機構、三者の共同記者会見は、新聞でどのように報じられただろうか。 (1)朝日新聞 神戸・三ノ宮に160メートルの駅ビル 2029年度開業めざす JR西日本は5日、神戸市の三ノ宮駅南側に建設予定…

JR三ノ宮駅ビルに関する新動向

JR西日本は5日、神戸市の三ノ宮駅南側に建設予定の新しい駅ビルについて概要を発表した。高さ約160メートルで商業施設やオフィス、ホテルが入る見通し。同社が単独で建設するビルとしては最も高いという。2023年度に着工、29年度の開業をめざす…

兵庫県内 住宅地 最高価格地点の変遷(2)

前回は、神戸市がこれまで保持し続けていた兵庫県下の住宅地の最高価格地点を、芦屋市に譲り渡したということを述べた。それは、単に隣接の市に遷ったというにとどまらず、阪神地区における大きな構造上の変化を映したものではないかということを指摘した。…

兵庫県内 住宅地 最高価格地点の変遷

国土交通省が21日、土地売買の目安となる7月1日時点の基準地価を発表した。 これについて、朝日新聞は、兵庫県内の住宅地の最高価格地点が20年ぶりに交代したと報じた。昨年までは神戸市の東灘区岡本2丁目が19年連続で首位であったが、今年はJR芦…

三ノ宮駅ビル再開発についての新聞報道について

JR西日本が建て替え計画を進める新たな三ノ宮駅ビル(神戸市中央区)が、高さ約160メートルの高層ビルとなることが16日、関係者への取材で分かった。新ビル計画は新型コロナウイルス禍の影響で遅れが生じたが、費用を圧縮した上でコロナ前とほぼ同じ…

富とは何か(7)

朝日新聞に「日本をむしばむ「値上げ嫌い」の心理 止まったままの経済20年」という記事が掲載された。我が国の経済が20年間、物価が上昇しないことの原因を、日本の物価研究の第一人者、東京大学大学院教授に聞いたという内容である。 「経済の体温計」…

富とは何か(6)

貨幣は紙切れにすぎないが、なぜ絶対的な価値のあるものとして流通しているのだろうか。 元々、貨幣は金や銀などの金属が、その希少性、保存性の高さから一般交換手段=貨幣となった。その後、商品経済が広がり、あらゆる物が商品となって売買されるようにな…

富とは何か(5)

もし、政府が国民の生活のための需要に対して貨幣を十分に提供するならば、財やサービスの生産は増大し、企業は新たな設備投資を行い、それがさらなる需要の拡大となって経済全体の好循環が生じるだろう。では、国内の需要はどこまでも無限に拡大することが…

富とは何か(4)

「身を切る改革」と聞けば、自らを犠牲にして苦難に立ち向かうリーダーの姿がイメージされるのか、人々の支持を集めがちだ。 なぜ身を切るのかというと、財政が赤字で、その財政赤字を少しでも減らそうという発想だろう。それによって、自分たちの負担が少し…

富とは何か(3)

貨幣は富ではない。生産能力の大きさとそこから生み出される財やサービスこそが富である。現下の経済問題の原因は、生産能力が足りないことではない。それを十分に稼働させず、財やサービスが十分生み出されないことが問題なのだ。その原因は、需要があると…

富とは何か(2)

現在、我が国の国民の多くが豊かさを感じることができない状況だ。その度合いは、場合によると、10年前、20年前より厳しいかもしれない。しかし、それは不思議なことだ。我々は日々労働を行い、少なくとも昔よりも多くの生産能力や高い技術を持っている…

富とは何か(1)

「富」とは何だろうか。国語辞典で調べると、次のように書かれている。 とみ【富】1 集めた財貨。財産。「巨万の富を築く」 2 経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の富」 3 「富籤(とみくじ)」の略。 (デジタル大辞泉) これによると、富とは、集め…

兵庫県知事選挙の結果について

任期満了に伴う兵庫県知事選は18日投開票され、総務官僚出身で元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦=が無所属新人5人による争いを制し、初当選した。県政史上初めて自民分裂選挙となったが、5期20年務めた井戸敏三知事(75)の後…

六甲アイランドの活性化

六甲アイランドは、ポートアイランドに続く神戸市第2の人工島で1988年3月に街開きをした。島の周囲はコンテナターミナル等の港湾施設が取り囲み、それに隣接して物流・工場地帯が配置され、その内側に緑地帯を挟み、中心部は「六甲アイランドシティ」…

神戸市が、新神戸駅前広場再整備の進め方(案)を公表

JR新神戸駅は、市内で唯一の新幹線駅であり、1972 年(昭和47 年)に山陽新幹線の新大阪駅-岡山駅間の開通と同時に開業しました。当駅は、広域的な交通における神戸の玄関口であるとともに、地下鉄(西神山手線・北神線)やバス・タクシー等の公共…

原口市長の都市構想

世界の貿易港をもち、国際空港をもち、そして循環道路でつながれるならば、瀬戸内圏は一つのまとまりある広域経済圏として、集積の力をじゅうぶんに発揮できるであろう。それは東海道「陸のメガロポリス」に対する瀬戸内「水のメガロポリス」である。瀬戸内…

新神戸駅の活性化(2)

新神戸駅には、かつて新神戸オリエンタルホテルを基幹施設とする大規模な商業施設が営業していた。しかし、都市の中心部から外れた立地条件は如何ともしがたく、次第に退店が相次ぎ、ついにはゴーストタウンのような状態になり果ててしまった。このことが意…

新神戸駅の活性化

前回、神戸駅周辺の活性化について書いたので、今回は新神戸駅の活性化について書く。 新神戸駅は、東海道・山陽新幹線、九州新幹線のすべての列車が停車する非常に重要な駅だ。しかしながら、新神戸駅の1日の利用客数は1万人にも満たず、人口が神戸市の半…

神戸駅前広場再整備基本計画(素案)の公表について

神戸市は10日、JR神戸駅前広場の再整備基本計画の素案を発表した。歴史ある駅舎や近くの湊川神社の景観を生かし、風格と居心地の良さを兼ね備えた広場に再編する。バスロータリーや駐輪場など各施設の配置も見直して回遊性を高め、周辺エリアの活性化に…