2020-01-01から1年間の記事一覧

消防艇による定期歓迎放水 / GlobalRainbow @kobe2020

世界中が新型コロナウイルス禍に見舞われた2020年は、神戸にとっても明るい話題の少ない1年であった。しかし、そうした中で次のような取り組みが行われた。 消防艇が定期歓迎放水でおもてなし ~神戸を訪れるすべての人に元気を!明るさを!~ 神戸を訪…

新型コロナウイルス禍の下での関西3空港の状況(5)

関西エアポートが11月の関西3空港の運航状況を発表した。 旅客数 国内線発着回数 伊丹空港 △38% △22% 関西空港 △48% △32% 神戸空港 △38% △12% 国内線について、伊丹空港と神戸空港が旅客数でともに△38%であるのに対して、関西空港は…

JR三ノ宮駅ビル跡地 期間限定でイベント会場に

三宮再整備の一環で、JR西日本が建て替え計画を進める三ノ宮駅ビルの建設用地について、JR西や神戸市などが、一部を期間限定のイベント会場として活用する方針を固めた。新型コロナウイルスの影響で新ビル計画に遅れが生じ、都心の一等地がさら地のまま…

井戸兵庫県知事が退任を表明

兵庫県の井戸敏三知事(75)は11日の県議会本会議で、来年夏に予定される次期知事選に立候補せず、同年7月末の任期満了で退任する意向を明らかにした。阪神・淡路大震災の復興事業が節目を迎え、行財政改革など重要施策にも道筋がついたことなどを理由…

国際会議開催件数2019年 神戸市は国内第2位

11月27日に日本政府観光局(JNTO)から発表された、2019年「日本の国際会議開催件数」によると、神戸市は年間438件の国際会議を開催し、東京23区に次いで国内第2位という結果に。3年連続で2位を堅守しました。内訳は前回同様、医学・科…

久元市長 就任7周年インタビュー

神戸市の久元市長は任期が残り1年となったことを受けて、NHKのインタビューに応じました。 人口減少対策やコロナ対策などに全力を挙げる考えを示す一方、来年の市長選挙に立候補するかどうかは明言を避けました。 (略) この中で、3年前、2期目に当選…

新型コロナウイルス禍の下での関西3空港の状況(4)

関西エアポートが10月の関西3空港の運航状況を発表した。 これによると、国内線の旅客数は、ほぼ半分程度にまで回復している。3空港の中では伊丹空港が一番順調に回復していて、関西空港と神戸空港の回復は緩やかである。 旅客数 国内線発着回数 伊丹空…

大阪都構想住民投票のその後(3)

政令市20市の市長で構成する指定都市市長会(会長・林文子横浜市長)は5日に開催した臨時会議で、かねて指定都市市長会が制度化を求めていた「特別自治市」の議論を加速することなどを盛り込んだ、大都市制度の多様化を求める提言を採択した。市長会の総…

大阪都構想住民投票のその後(2)

大阪都構想に対する住民投票は反対多数の結果となったが、大阪府の吉村知事は住民投票の余韻も冷めない11月6日に、二重行政の解消が住民投票で示された民意であるとして、都構想に代わって広域行政の「一元化条例」の制定を目指す考えを表明した。 大阪都…

新型肺炎の流行について(39)

新型コロナウイルス感染症は夏以降の「第2波」が収まらないまま、流行の波がやってきた。「第3波」との見方もあり、1日あたりの国内の感染者数は13日も過去最多を更新。感染が広がりやすくなるとされる冬を前に、経済を守りながら感染を抑えられるのか。予断…

大阪都構想住民投票のその後

大阪府の吉村洋文知事は6日の記者会見で、大阪都構想否決を受けて検討している、広域行政の一元化条例案について「広域事務は府に全て一元化すべきではないか。大阪市を残す前提で都構想の対案として、2月議会に提案したい」と改めて意欲を示した。松井一…

学術会議問題について

日本学術会議の会員の任命拒否問題について、大きな議論となっている。 日本学術会議の任命拒否 日本学術会議の任命拒否とは、2020年9月、内閣総理大臣の菅義偉が、日本学術会議が推薦した会員候補のうち一部を任命しなかった問題である。現行の任命制…

三ノ宮駅ビル計画が白紙に

JR西日本は30日、遅れている三ノ宮駅ビル(神戸市中央区)の再整備について、社内で検討を進めてきた計画をいったん白紙にし、内容を見直すことを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大による経営状況の急速な悪化を受け、仕切り直す。駅ビルの需要…

大阪都構想住民投票 反対多数に

大阪市を廃止して四つの特別区に再編する「大阪都構想」の是非を問う2度目の住民投票が1日投開票され、反対票が賛成票を僅差で上回った。政令市である大阪市が存続する。都構想を進めてきた日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は記者会見で、「政治家…

大阪都 住民投票 終盤の情勢

大阪都構想の賛否を問う住民投票の投票日が迫る中、報道機関の世論調査が発表されている。 朝日新聞社と朝日放送テレビは24、25の両日、大阪市民を対象に電話による世論調査を実施した。大阪市を廃止して四つの特別区に再編する大阪都構想について聞くと…

大阪都構想 住民投票の情勢

11月1日に投票が行われる大阪都構想に対する住民投票について、様々な報道機関が世論調査を実施している。 その中で、日本経済新聞社とテレビ大阪が行った世論調査では、賛否は拮抗しているようだ。 日本経済新聞社とテレビ大阪は16~18日、大阪市内…

映画の街 神戸

神戸フィルムオフィスは神戸市のフィルムコミッションとして2000年9月に設立されました。以来、行政やまちの方々からの理解を得て、規模の大小に関わらず、様々な撮影サポートをしています。 神戸は海や山、高層ビルが立ち並ぶ都会的な市街地、ヨーロッ…

品位のある言葉遣い

久元神戸市長のツイッターに次のような投稿があった。 今月号の「中央公論」は、公務員が少なすぎるという論調。だが現役世代が減り続ける中、公務員は増やせない。公務職場は繁閑の差が大きい。無駄も多い。デジタル化も遅れている。抜本的改革をすべきだ。…

大阪都構想が12日に告示

大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票が12日に告示される。投開票は11月1日。賛成多数になれば、1956年にできた政令指定市が初めて廃止されることになる。地方自治のあり方に大きな一石を投じることになりそうだ。 有権者…

神戸空港、遠い1日80便?

先日、神戸新聞に次のような記事が掲載された。 神戸空港、遠い1日80便 コロナ禍で続く減便運休 神戸空港の運用規制緩和で合意した1日80便の運航が、少なくとも来春まで持ち越される見通しとなった。新型コロナウイルスの影響で激減した旅客の回復が鈍…

六甲山と里山は神戸再生の切り札か

久元神戸市長が、自らのツイッターに上記のような書き込みを行った。 東京23区、大阪市はほぼ100%が人口集中地区ですが、神戸市は3割以下。神戸には六甲山、それに里山もあります。東京一極集中を生み出して来た高密度至上の価値観は必ず見直される。…

新型コロナウイルス禍の下での関西3空港の状況(3)

関西エアポートが8月の関西3空港の運航状況を発表した。 これによると、6月、7月と回復傾向が続いていた国内線は、8月に入って横ばい傾向となった。8月は本来は、夏休みでお盆の帰省シーズンでもあり、かき入れ時ともいうべき時期であるが、新型コロナ…

三ノ宮駅ビルの都市計画決定が延期

JR西日本が建て替え計画を進める三ノ宮駅ビルについて、神戸市が2020年度に予定していた都市計画決定が21年度にずれ込む見通しであることが、25日、新聞に報じられた。新型コロナウイルスの影響によるJR西日本の計画再検討に時間がかかるためと…

国の財政状況について

我が国の政府の財務諸表(貸借対照表、資産・負債差額増減計算書、平成30年度)が財務省のホームページホームページ上で公開されている。「資産・負債差額増減計算書」は損益計算書に相当するものだ。 (出典 財務省HP) これによると、貸借対照表の資産…

新型肺炎の流行について(38)

新型コロナウイルス感染症の発生動向は、8月上旬をピークに落ち着きを取り戻しているが、ここへ来て、新規発生数の下げ止まり、再反転の兆しが見える。第2波のピークから下がったとはいえ、第1波のピーク時に近い水準で高止まりしている。 (出典 厚生労…

JR西日本が2021年3月期の業績予想を発表

JR西日本は16日、令和3年3月期の連結業績予想を発表し、最終損益が2400億円の赤字(前期は893億円の黒字)になる見通しを示した。赤字幅は昭和62年の民営化後で最大となる。新型コロナウイルスの影響で鉄道利用が大幅に落ち込んでおり、年度…

教育委員会のメール問題

神戸市の久元市長のツイッターに近頃、次のような投稿があった。 教育委員会事務局は、コロナ感染期の半年間に小中学校などへ3687件ものメールを送付。中にはzipファイルを沢山添付、校長、教頭先生がこれを開き長時間かけて印刷し先生方に配布してい…

経済の循環について

「花見酒」という落語がある。二人の男がそれぞれ酒を仕入れ、花見客を目当てに売りに行く話だが、途中の休憩時に、片方が手持ちのお金をもう片方に払って酒を飲み、もう片方がそのもらったお金で片方から酒を買い、再び片方がもう片方から酒を買うというこ…

大阪都構想について

大阪市を廃止して四つの特別区に再編する大阪都構想の制度案について、大阪市議会は3日、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決した。大阪府議会に続いて議決したことで一連の議会手続きは終了。否決に終わった前回2015年に続いて2度目となる住民投票…

新型肺炎の流行について(37)

内閣府が17日公表した4~6月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)で前期(1~3月)より7.8%減り、3四半期連続のマイナス成長になった。このペースが1年間続いたと仮定した年率換算では27.8%減。…