新型コロナウイルス禍の下での関西3空港の状況(3)

 関西エアポートが8月の関西3空港の運航状況を発表した。

 

f:id:firemountain:20200927102319j:plain

 

 これによると、6月、7月と回復傾向が続いていた国内線は、8月に入って横ばい傾向となった。8月は本来は、夏休みでお盆の帰省シーズンでもあり、かき入れ時ともいうべき時期であるが、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて再び人々の行動が抑制されたと思われる。

 同社の発表では、国内線の便数は前年の8~9割程度まで回復しているという。

 

          旅客数   国内線発着回数

 伊丹空港     △68%   △19%

 関西空港     △63%   △14%

 神戸空港     △68%   △ 8%

 

 9月以降については、4連休の盛況も報道されており、旅客数はかなりの回復を見せるのではないだろうか。

 国際線については、7月以降、一部旅客便の運航再開があるものの、ほとんど運航停止と言ってよいような状況が続いている。