記者: 今ポートライナーに絡んで神戸空港の話が出ましたが、今後2030年に向けて、先ほど神戸が飛躍していくためのビジョンを語ってらっしゃいましたが、乗り越えていくための課題というか、ステップとして、ポートライナーも1つあると思うんですが、ほか重要だと考えているもの、市長の中で特段あれば教えてください。
久元市長: 2030年(前後)の定期便に向けて、これは確実に定期便を就航させる。これは聞いておられたと思いますが、大韓航空さんが万博の時期で終わらないんです。その後も運航を続けて定期便を就航させたいということを明言しておられましたし、定期便の就航については、これはしっかり我々も取り組んでいかなければいけませんけれども、神戸空港への航空会社からのニーズというのは間違いなくあるだろうと思ってございます。
そのための課題としては、4月18日に第2ターミナルが完成したわけですけれども、間髪を入れず定期便を見据えたターミナルの拡張、新しいターミナルのなるのかなと。今のターミナルを拡張することを含めたターミナルの整備。それから駐機上ですね、エプロンの拡張。エプロンの拡張と新しいターミナルを一体的に整備するプランを今年度中に描いて、関係者のコンセンサスを得て、そして2030年(前後)の定期便の就航に間に合うようにきちんと進めていく。これがまず考えられる課題ですね。
(神戸市長会見 2025/4/10)
久元神戸市長が、2025年4月10日の定例記者会見のおいて、国際チャーター便の運航開始後の神戸空港の課題について、記者の質問に答えている。
その回答の中で久元市長は、国際チャーター便就航開始から「間髪を入れず」に、国際定期便の就航を見据えたターミナルの拡張、駐機場、エプロンの拡張を一体的に整備するプランを今年度中に描き、関係者のコンセンサスを得て、2030年の定期便就航に間に合わせるように進めていく考え方を示した。
サブターミナル(第2ターミナル)の建設においては、建設場所が当初の案から急遽大きく変更になる混乱もあったが、完成したターミナルは、ポートライナーの神戸空港駅から、近い距離にあるとはいえ、幾分離れた位置にあって、デッキや上屋を有さない地上を利用客が徒歩で移動しなければならないという、ターミナルとしての性能にやや疑問のあるものとなってしまった。
間髪を入れずに計画を進める考えはよしとして、(メイン)ターミナルの拡張計画においては、決して前回の轍を踏まないよう、空港が果たすべき機能、本質に立ち返って、ぜひとも、将来の神戸空港ひいては神戸の発展につながる合理的・機能的なプランを検討してもらいたい。他空港のすぐれた点を積極的に取り入れ、将来の拡張も念頭において、未来の大空港にふさわしい立派なターミナルを期待したい。