北神急行

北神急行 事業譲渡問題(その4)

新聞の報道によれば、北神急行の資産は400億円、負債は約650億円で、250億円の債務超過である。一般に、企業の買収を行う場合は、資産と負債との差額の純資産を買収額として算定するのが基本的な考え方である。今回の事業譲渡では、資産と負債を切…

北神急行 事業譲渡問題(その3)

神戸市は、北神急行の高すぎる運賃を引き下げて、北神急行の利用者増を図り、神戸市北部の活性化を目指して、交通局が北神急行の経営を引き継ぐ方向で交渉を開始することで合意したと報道されている。 久元市長は、自らのブログ(「すでにあるインフラを活用…

北神急行 事業譲渡問題(その2)

北神急行の運賃を低減すれば利用客数は増えると言えるのだろうか。 北神地域に対して、都心機能を提供するのは神戸(三宮)と大阪(梅田)の2都市が考えられる。北神地域の住民の需要が、交通費が高いことを理由に大阪に流れているのなら、運賃を下げること…

北神急行 事業譲渡問題(その1)

神戸市内を運行する北神急行電鉄(同市北区)の市営化に向け、同市の久元喜造市長と親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)傘下の阪急電鉄の杉山健博社長が27日、神戸市役所で会見し、事業譲渡の協議を始めると正式に発表した。北神急行は市営地下鉄西…