臨港地区管理運営委託について

神戸臨海部の活性化へ 一帯の管理・運営を民間委託

 神戸市は、神戸港メリケンパークから中突堤ハーバーランドにまたがる臨海部の活性化に乗り出す。現在、同市が担う一帯の管理・運営を、2019年4月から民間企業に移管。委託先に港湾サービス会社の早駒運輸(神戸市中央区)などでつくる企業連合を選んだ。民間活力を生かした運営で一帯の魅力を高めて回遊性を向上させ、にぎわいを創出する。

 

(2018/11/29 神戸新聞NEXT)

 

 

 かねがね、神戸港を一つのテーマパークとして、遊園地のアトラクションやショーのようなものを集積させられないか、特に港の大空間を活かして、プロジェクションマッピングや、花火、レーザー光線、噴水、ウォータースクリーンを用いたショー、イルミネーションボートのパレードなどができないかと考えていた。今回の試みに大いに期待する。問題はテーマパークのように入場料を取ることができないので、どうやって収入を得させるかということである。一つにはショー自体にスポンサーを付けることも考えられる。新聞報道のように、広場や駐車場の使用料収入の目標額を超えた部分を半分(と言わず、全部与えてもよいと思うが)譲渡することも一つのやり方だと思う。この開放空間でいかに収益を上げられるようにするか、新しいビジネスモデルが必要だ。神戸市はなるべく規制を外し、自由に運営できるようにして、委託事業者には大いにアイデアを出してほしい。今回の試みが発展し、将来的に神戸港が一大テーマパーク(ディズニーリゾート)のように多くの人々が楽しむ場になればよいと思う。毎年の花火大会には一晩に30万人の人間が集まるのだから、可能性は大きいと思う。