神戸阪急が全館リニューアルオープン 

 株式会社阪急阪神百貨店大阪市北区、山口俊比古社長)は、2022 年3 月から約1年半にわたり、神戸阪急の大規模な改装工事を行ってまいりました。このたび、2023年10月11日(水)に全館リニューアルオープンいたします。
 今回の全館リモデルは、2019年10月にそごう神戸店から神戸阪急に屋号を変更後初めてであり、 またそごう神戸店時代を含めると約20年ぶりとなります。都市型百貨店として求められるハレ型の品ぞろえの強化と、独自性のある地域密着型のライフスタイルを発信するために、全館の約90%を改装しました。「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」をスローガンに、地元神戸のお客様と素敵な神戸暮らしを共創していく百貨店を目指します。


株式会社阪急阪神百貨店エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 発表資料(2023 年 9 月 13 日)

 

神戸阪急が2023年10月11日全館リニューアルオープン (swcms.net)

 

 神戸阪急が2023年3月から約1年半にわたって進めてきた、全館改装工事が終了し、この10月11日に全館リニューアルオープンとなった。

 様々なオープニングイベントも行われたようだ。

 

(動画)貴島明日香さん「ブランド多く買いやすい」 駿河太郎さん靴下披露・神戸阪急 - 神戸経済ニュース (kobekeizai.jp)

 

 神戸阪急は「『神戸阪急』ではない。『神戸の阪急』になるのだ。」をスローガンに、新しい店舗づくりに取り組んだということだ。そのスローガンの意味するところは、梅田の阪急百貨店のサテライト店、その縮小版ではなく、梅田とは全く異なる新たな百貨店として神戸の阪急百貨店を立ち上げようという大きな目標を掲げたということだろう。

 

 神戸阪急に期待される百貨店像はどのようなものであろうか。

 それは、兵庫県を拠点に、中国、四国地方の一円から集客する超広域の商圏を対象とする百貨店である。神戸市は現在、西日本最大級のバスターミナルを建設中である。そして、新幹線新神戸駅と、三宮、神戸空港とを結ぶ高速鉄道の構想もある。これまでも、鉄道ターミナル直結の百貨店はあったが、これだけ長距離交通機関の結節点と直結するものは、そうそうないはずだ。

 人々の消費需要には、日常生活の必要を満たす消費だけでなく、その水準を超えた高度な消費需要があるはずだ。すなわち、ファッションや趣味、自己実現のための支出など、単に機能を満たすだけではない需要というものがある。その需要を満たす場合、少々距離が遠くなっても、価格が高くても、よい品物を手に入れたいという欲求があるだろう。そうした、高度な需要を満たす商業施設としての百貨店という姿があり得るのではないだろうか。そのような高度な商業施設は、人口が少なければ成立しないが、人口が巨大になれば成立できる可能性がある。

 神戸は関西圏と中国・四国地方の交通の結節点にあたり、これらの地方の人口は約1600万人と関西圏と中国・四国地方の合計人口3100万人の半分を超える。神戸阪急は、この1600万人を睨んだ超高域の百貨店として存在感を発揮してほしい。大阪のサテライトではなく、東京、世界のサテライトであってほしい。

 つまり、1600万人の圏域の中で、最も高度な需要を満たす、そのような店舗が目指すところとなるだろう。今回のリニューアルは、その大きな目標を模索する一つの過程と考えられるだろう。将来的には、もちろん、全館の建て替えが期待されるところである。

 兵庫県、中国・四国地方を一つの経済圏として、人々が交流し、その域内の交通の結節点、中心都市としての神戸がある。日常生活とは異なる次元の高度な需要を満たすために、人々が神戸に訪れる。そして、消費や飲食、観光などを行う。筆者はそのような神戸の将来像を構想する。

 

 

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