FDAが『神戸=青森』線を開設

株式会社フジドリームエアラインズ2020年夏ダイヤより『神戸=青森』線を開設   2020 年 1 月 21 日 

 株式会社フジドリームエアラインズは、2020年夏ダイヤより新たに『神戸=青森』線を開設することを決定し、ダイヤおよび運賃を国土交通省に届出いたしました。
 この新路線は、2020年3月29日(日)より毎日1往復で運航を開始する予定で、就航を記念して片道5,500円からご搭乗いただける就航記念限定価格を設定させていただきます。

 

 1月21日、フジドリームエアラインズ(FDA)が、『神戸=青森』線を開設すると発表した。便数は1日1往復で、3月29日から開設する。

 神戸から見ると青森は非常に遠く、どちらかといえば疎遠なところであったが、これが2時間足らずで直接結ばれることになる。航空機ならではの威力だ。青森県は人口125万人、ねぶた祭はもとより、十和田湖ユネスコ自然遺産の白神山地弘前城三内丸山遺跡太宰治棟方志功など、自然や文化の資源が豊富な魅力的なところである。心より歓迎したい。

 FDAの神戸空港の路線は、松本、出雲、高知に続く4路線目である。同社は、神戸空港を第三の拠点として拡充をしていく意向を表明しており、今後就航する路線として、日本海側や東北路線を挙げていた。

 同社が拠点とする名古屋空港からは、青森のほか、花巻、山形、新潟に定期便を就航させており、神戸空港でも、これらの路線の開設が期待される。

 今回の路線開設発表は、今春開かれる予定の3空港懇談会に向けての追い風となるものであり、神戸空港のさらなる規制緩和の必要性を裏付けるものだ。

 青森空港の就航地は、札幌、羽田、名古屋、伊丹の4空港で、この度の就航で神戸空港は最西端の就航地となる。そのため、新幹線などを利用した広域からの乗り継ぎの可能性がある。その場合、やはり新神戸から神戸空港までのアクセス線があれば神戸空港の利便性が大いにアピールできるのではないだろうか。