スカイマークと神戸空港の親和性

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2018 年 度 国土交通省発表 特定本邦航空運送事業者 (12 社 中
2 年連続 定時運航率 年間 第 1 位 を 達成
                                                                      2019 年 7 月 12 日

 スカイマークは、2019年7月11日に国土交通省が発表した「航空輸送サービスに係る情報公開」のうち「特定本邦航空運送事業者に係る情報」において、2018年度の定時運航率は93.91%で、特定本邦航空運送事業者12社において第1位となりました。これにより2年連続で第1位を達成しました。
 また、欠航便の割合を示す欠航率については1.15%で、特定本邦航空運送事業者12社において最も低くなり、3年連続で第1位を達成しました。
これは、お客様をはじめとする関係者の皆さまの定時出発へのご理解とご協力のおかげと、心より御礼申し上げます。
 これからも安全運航を最優先に、安定した高い定時運航率とより低い欠航率の維持により、お客様の時間を大切にしてまいります。

スカイマークHP)

 

https://www.skymark.co.jp/ja/pickup/__icsFiles/afieldfile/2019/07/12/190712_press.pdf

 

 スカイマーク社は、神戸空港を西の拠点と位置づけており、今後も重要な戦略拠点として神戸空港を活用していく考えだ。神戸空港海上空港で長時間の運用が可能であることと、大都市圏にあって交通の便のすぐれているところを評価しているようだ。

 同社は、定時運行の徹底に力を注いでおり、2018年度、昨年度に続き、国土交通省が発表した「航空輸送サービスに係る情報公開」において、定時運航率の分野で第一位を獲得したとのことである。

 定時運行を目標としたのは優れた着眼点だ。というのは、航空機は以前のように特別な乗り物ではなく、日常的な交通機関となっている。航空機の都合に合わせて行動するのではなく、他の交通機関と同様、自分の都合に合わせて航空機を利用したいと思っている。特に、航空機は高速の交通機関で、その高速性・速達性を求めて航空機を選択しているのだから、それが予定どおりに実現するかどうかは非常に重要な問題のはずだ。ユーザーとしては定時運行がされることは、前後のスケジュールが読めるため、大きなメリットがある。

 そこで注目すべきは、神戸空港は、交通渋滞のおそれのあるバス輸送ではなく、定時性の高いポートライナーをアクセスとしており、コンパクトなターミナルの設計とあわせて、分単位で時間が読めるのが大きな特徴であるということだ。スカイマーク神戸空港は、この点においても相性が抜群だ。

 神戸空港の、近年の躍進、それに伴う規制緩和の動き、いずれもスカイマークの活躍がなければ実現は困難であったであろう。同社は今後も、神戸空港を拠点に路線の拡大、国際線の進出を目指している。スカイマーク神戸空港の発展にとって、なくてはならない存在だ。