長距離バス路線の誘致

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 先日、神戸空港フジドリームエアラインズの2路線が就航することが明らかになった。大きなニュースとして取り上げられているが、使用機材は小型で、定員は76席または84席である。

 それに対して、長距離バスの定員は約50席であるから、上記の航空機とそれほど規模が違わないことになる。そのように考えると、長距離バス路線の確保も、決して疎かにできないことがわかる。バスの路線が充実してくると、さらにバスや鉄道との間の乗り継ぎ需要も発生し、神戸の拠点性はますます高まっていくだろう。

 神戸市は、長距離バス路線の充実のため、バス運行会社と協力し、できることについては便宜を図り、バス路線の確保・誘致に努めるべきだ。そして、バス路線が新たに運航が決定した場合には、神戸市自ら積極的に広報をして利用者への周知を図るべきだ。また、バス利用客に対してはなんらかの特典(買い物の割引クーポン、市内の交通機関の割引券など)を与えることを考えてもよいかもしれない。バス会社と都市の共存共栄を図るべきだ。