新神戸「兵庫県おみあげ発掘屋」オープン

 

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7月4日(木)「兵庫県おみあげ発掘屋」オープン!
 神戸の玄関口新神戸駅に直結した本格的なコト消費型施設「コトノハコ神戸」内に、五つ星ひょうご選定品や兵庫県認証食品を含む兵庫が誇る逸品の販売や観光情報を発信するお店「兵庫県おみあげ発掘屋」が7月4日(木曜日)にオープンします。
 つきましては、下記のとおりプレス内覧会が開催されますので、ご案内します。
 なお、今後は、兵庫県関係部局をはじめ、ひょうごツーリズム協会、兵庫県物産協会、神戸観光局などと連携を図り、当店舗を中心に、兵庫県の観光、物産のPRを行っていく予定です。
兵庫県HP 記者発表資料(2019年6月17日)
 新神戸駅の駅前に、新しくオープンした「コトノハコ神戸」の3階に、兵庫県産の商品の販売や観光情報を発信する店舗「兵庫県おみあげ発掘屋」が、7月4日(木)にオープンした。
 早速、現地に行ってみると、まだオープン早々ということもあってか、内容はやや微妙であった。まず、一般の土産物屋を圧迫しないためか、品揃えがかなり少なく、兵庫県の定番というような商品があまり置かれていない。どちらかというと、新開発の商品が多いような印象である。「観光情報を発信」とあるが、パネル展示の一つもなく、多言語の観光パンフレットが置いてある程度であった。しかし、この施設だけが理由ではないだろうが、観光客の人通りが増えていた。
 新神戸駅は、兵庫県の代表的な広域交通拠点であるので、こうした施設を置く狙いは正しいと思う。ただし、現状では、兵庫県の魅力を発信するには、力不足の感は否めない。今後の発展に期待をしたい。
 今後、充実させるべき方向としては、「みやげもの」を名乗るのであれば、一般の店舗と重複しても、兵庫県の特産品、名産品は一通りそろえた方がよいと思う。また、単に土産物の販売だけではなく、もっと規模を拡大して、兵庫県の観光地、工芸、文化、芸能の展示、実演ができるのであれば、新しい兵庫県の観光名所にもなるし、新神戸から兵庫県下全体に観光客を誘導するきっかけにもなるのではないかと思う。近くには神戸ビーフのアンテナショップもあるのだから、灘の酒の資料館・店舗も作ればよいのではないか。さらには、新神戸は中国、四国への入り口でもあるから、中国、四国各県と連携して各県のサテライトショップを、兵庫県が音頭をとって、出展させれば、新神戸の拠点性も高まるし、西日本全体の観光振興に役立ち各県からも喜ばれるのではないだろうか。
 今回の出店が、一過性のものにならないよう、今後、順次拡大、発展させていってほしい。